研究活動

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研究活動

 ARSVITAは、日本各地でその地域に応じた医療・福祉の展開が必要だと考えます。そのため、実際に現地へ何度も赴き、その土地に生きる人々の思いと生活の実態をよく知るための調査研究活動を行います。

 そして調査・分析の結果をもとに、その地域の住民が最も必要としている医療と福祉を実現できるまちづくりの提言を行います。

 これらの活動を通じて、医療や福祉、まちづくり(コミュニティ)、協同組合や社会活動の新たな思想や理論、方法論の確立をめざします。

地域調査研究

 地域住民の意識や要求、幸福度などを把握するためのアンケート調査の設計と結果の分析を行います。地域の資源や条件に合わせた医療・福祉計画や政策、まちづくりの計画づくりに資することを目的としています。

 自治体からの委託を受け、地域住民や団体の自主的な調査に協力するなどさまざまな形態で調査を行います。

 調査の結果は、広く住民と共有し、住民参画の政策づくりに活かします。

 また、各地での同様の調査をまとめて国の政策の有用性などを検討し、積極的に政策提言を行います。

医療・福祉事業研究

 社会保障制度全体の検討から、それぞれの地域の医療や福祉事業のあり方を研究します。地域の実態から出発し、いのちと健康を守る医療・福祉事業のあり方、住民参加の方法、それによる経済的優位性などを明らかにします。

 また、これらの研究に基づき、個々の法人や病院、診療所、介護事業所の経営改善の方向、診療報酬や介護報酬改定への対応、マネジメントの改善などを提言します。

住民組織・地域活動研究

 生活協同組合や農業協同組合など地域の住民組織の実態調査や社会的役割の研究を行います。住民組織の果たしている役割や地域コミュニティでの可能性、今後の発展方向などについて住民や構成員の参加で研究を行います。全国的な比較検討や住民交流の場において、法則性やトレンドを提案します。

 また、地域の医療や福祉を守るために住民自らが新しい組織・団体をつくることを支援します。

自治体政策・まちづくり研究

 自治体住民要求調査などを行い、それに基づいてそれぞれの自治体に必要な政策を研究します。複数の自治体の調査を行いその比較検討から、地域特性に応じた有効な医療・福祉政策を検討します。

 住民参加のまちづくりの実例をまとめ特徴を分析して、広く発信することをめざします。

 フェイスブックやメールマガジンで日々の事業・サービスなど研究所の活動紹介や医療福祉情報を紹介し、書籍の出版活動を行っています。