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RSVITAブックレットNo.1「国の『地方創生』と社会保障の行方」を緊急増刷

 一般社団法人地域医療・福祉研究所(略称:アルスヴィータ、中野区本町、)は、当研究所の創立記念出版の第1弾として出版した、標記の新書を、このたび、緊急増刷いたしましたのでお知らせします。

 本書は、2015年6月に増田寛也氏が座長を務める日本創成会議が「東京圏高齢化危機回避戦略」を発表したことに端を発しています。東京圏高齢化危機回避戦略では、東京の高齢化対策として高齢者の地方移住を提唱しています。 安倍内閣は、それを取り入れて「まち・ひと・しごと創生基本方針」を閣議決定しました。本書では、この施策の根本に何があるか、この路線が社会保障の行方をどう変えるかを考察したものです。増田氏や安倍内閣の「地方創生」の根本は、自民党の憲法草案やアベノミクスと同じで「戦争をする国づくり」と「世界一大企業が活動しやすい国づくり」があります。

 そして、高齢者や地方自治体に「稼ぐ力」を持つことを強いているなどの特徴があります。

 その路線の危うさに警鐘を鳴らし、高齢者の移住よりも今住んでいるところのまちづくりや施設づくりを行い、絆を強めることの方が現実性も可能性も高い施策であることを、事例を紹介しながら論じています。東京都知事選の結果、小池百合子新知事が展開する、「地方創生」と「社会保障」の施策は、前述の安倍路線の「まち・ひと・しごと創生基本方針」の枠から出るものではありません。

 医療福祉の関係者をはじめ、若者から高齢者まで、憲法と社会保障を一体的に捉える入門書としてお読みいただきたい一冊です。


▲本書の表紙


本書の緊急増刷のチラシはこちら
【PDF:443KB】

地域医療・福祉研究所の本書の紹介文

 弊研究所では、創立記念事業として、「国の『地方創生』と社会保障の行方」を地域医療・福祉研究所のブックレットNo.1として上梓いたしました。安倍内閣の「地方創生」は、自民党の憲法草案やアベノミクスと同根で「戦争をする国づくり」と「世界一大企業が活動しやすい国づくり」にあること、高齢者や地方自治体に「稼ぐ力」を持つことを強いていることなどを解明しています。

 そして、高齢者の移住よりも今住んでいるところのまちづくりや施設づくりを行い、絆を強めることの方が現実性も可能性も高い施策であることを、事例を紹介しながら論じています。

 医療福祉の関係者はもちろん、若者から高齢者まで、地方創生と社会保障を一体的に捉える入門書としてお読みいただければと思います。

新書 No.1「国の『地方創生』と社会保障の行方」の概要
◇書   名:
「国の『地方創生』と社会保障の行方」
◇著   者:
日野 秀逸 地域医療・福祉研究所理事長・東北大学名誉教授
◇発   行:
一般社団法人地域医療・福祉研究所 東京都中野区本町5丁目35-1-102
◇発行人:
藤谷 惠三
◇発売元:
萌文社 東京都千代田区富士見町1-2-32 東京ルーテルセンタービル202号
◇発行日:
2015年10月15日
◇定   価:
500円+税(送料別)
◇誌   名:
「第30回日本高齢者大会2016in東京 参加のしおり」

◇判型・頁数:A4版・本文80頁

◇判型・ページ数:新書判・本文102ページ

◇ISBNコード:ISBN978-4-89491-301 C0236

※目次などの詳細は以下からご覧ください。

<お問合せ、申し込み先>

一般社団法人地域医療・福祉研究所 電話・Fax:03-4283-4360

  • ※本研究所は、地峨の健康・医療・福祉の問題を住民が主体的に解決するために、自冶体や協同組合などの敬策づくりと事業開発に資する調査・研究・実践の組織を支援する非営利型の社団法人です。略称:アルスヴィータ(ラテン語略称:ARSVITA)。