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トピックス&ニュース

アルスヴィータ「JCCU協同組合塾:国際ヒバクシャ署名をひろげよう」に参加
~ヒバクシャ国際署名:約296万筆超(7月24日現在)~

 都内渋谷区のコーププラザで開催されたJCCU協同組合塾の第1回例会のテーマは「国際ヒバクシャ署名をひろげよう」でした。これは、「ヒバクシャ国際署名」に日本生協連・コープ共済連・労組が取り組むことになり、今回、協同組合塾の例会も日本生協連協賛での開催となりました。

 例会は、国際ヒバクシャ署名連絡会の林田 光弘キャンペーンリーダーによる「核兵器禁止条約を軸に核兵器廃絶の実現を」学習講演でした。会合には、日本生協連職員、日本生協連労組員、共済連の職員を中心に、外部から参加者など36名が参加しました。

 地域医療・福祉研究所(中野区本町、略称:ARSVITA)からも藤谷 哲平研究員が参加しました。


▲林田 光弘講師


▲会場の様子

 長崎の被爆三世の林田さんは、「この署名の正式名称は『ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名』といいすでに15県724自治体の首長も署名しています。いつ戦争に巻き込まれてもおかしくない世界の動きの中で、今年7月7日に初めて核兵器禁止条約が国連の場で採択されました。この署名をひろげることで、1国でも多くの国にこの条約を締結してもらおうといのが署名の主旨です。この条約の実現を軸に、この署名は毎年10月に国連に提出し、2020年までに全世界の数億人を目標に取り組まれます。私たちはこの署名を広げることを通して何を伝えるかを考え、暗く・重くではなく、明るく、楽しんで、被爆者の体験を想い・どう伝えていくかを考え、被爆体験を8月6日と9日に閉じ込めず、核兵器廃絶を諦めないで息長く条約の実現をめざしてください」と訴えました。

※現在、国内だけでなく、国際的に取り組まれている「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(略称:ヒバクシャ国際署名)」は、2016年3月に、ヒバクシャ国際署名連絡会(代表:田中熙巳)の呼びかけで始まった被爆者が自ら訴える初めての署名です。日本生協連はじめ41の中央団体による中央連絡会と21の地域連絡会が取り組んでいます。

<お問合せ先>

一般社団法人地域医療・福祉研究所(略称:アルスヴィータ)  電話&FAX番号:03-4283-4360