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トピックス&ニュース

住民の要求と地域に根ざした保健医療・福祉サービスづくりにとりくみます

一般社団法人地域医療・福祉研究所

理事長 日野 秀逸

新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、5月に「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が成立し、介護保険に初めて利用料3割負担が初導入され、「地域包括ケアシステムの深化・推進」の名の下に地域住民の「自助・互助」による「地域共生社会」が打ち出されました。

 今年は、医療や介護・福祉が激動する年です。4月の診療報酬・介護報酬の同時改定や、国民健康保険の運営主体が市町村から都道府県に移管されるなどの大きな変化があります。

 このような情勢の中、一般社団法人地域医療・福祉研究所(ARSVITA)は、設立4年目を迎えます。

 昨年、ARSVITAは、南大東村の「福祉・介護計画」策定や、医療福祉生協の幹部研修、コンサルティング等を進めてきました。

 今年からは、本格的に住民の要求と地域に根ざした保健医療・福祉サービスづくりにとりくみます。まずは、沖縄県や東京などの地方自治体で住民の医療福祉の要求調査を進める予定です。

 また、住民に負担を強いる制度改悪に反対し、全ての人が暮らし続けられる「地域共生社会」の理論と実践の研究を進めます。

 今年度が、皆様にとって素晴らしい年になるように祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。