- ホーム
- トピックス&ニュース
- 地域医療・福祉研究所「2018年 第4回社員総会」開催報告
トピックス&ニュース
地域医療・福祉研究所「2018年 第4回社員総会」開催報告
一般社団法人地域医療・福祉研究所(アルスヴィータ:東京都中野区:日野秀逸理事長)は、2018年6月14日、第4回社員総会を開催しました。
社員総会は、定足数23名に対し、実出席3名、書面議決12名の計15名で、定足数の過半数を超え成立し、第1号議案「2017年度事業報告並びに決算報告」、第2号議案「2018年度事業計画並びに予算案」を審議したのち、異議なく満場一致で2つの議案を可決しました。
第4回社員総会」の概要 ※議長:藤谷惠三専務理事
正会員数・賛助会員数の状況
総会員数は、5団体・37個人の42団体個人となりました。内訳は、正会員23(2団体・21個人)、賛助会員19(3団体・16個人)です。前年度に比較して正会員・賛助会員が各々2個人増えました。
2017年度事業の総括
当研究所は、自主研究事業と受託事業の2つを柱に活動していますが、2017年度は、両事業とも活発化しました。
自主事業では、日野秀逸理事長著作の出版、沖縄県子供生活福祉部との懇談、沖縄県竹富町の視察、2018年度診療報酬・介護報酬同時改定の対応検討、社会保障政策に関する各種政府審議会傍聴などを行いました。
自治体からの受託事業では、沖縄県南大東村高齢者福祉・介護計画の策定支援を実施
会員からの受託事業では、けいはん医療生協の幹部育成研修等を行いました。
「コンサルティング部門」では、会員の診療所と協力してCMI(診療所マネジメント向上プログラム)を実施し、外来増の診療所の特徴や在宅医療のとりくみ、介護との連携や健診事業のすすめ方などについて研究しています。東京や神奈川の協同組合の新規事業計画、経営継続などについての相談を受けています。
「教育研修部門」では、MBO(目標管理)セミナーの受託や、社会保障や高齢者問題などに関する多数の講演などをおこないました。
「出版部門」では、2017年7月に刊行した日野秀逸理事長著「これからの日本と社会保障、そして私たち」の普及に努めました。また、この書籍は、医療福祉生協連の取り扱い書籍となりました。
- 「これからの日本と社会保障、そして私たち」はこちら(2017年7月掲載)
- 「2017年度事業計画の重点」はこちら【PDF:317KB】※社員総会決定集より抜粋
2018年度研究テーマ・事業計画の重点
- (1)「健康寿命」を発展させた「幸福度」に基づく健康観、人生観の探求
- (2) 住民運動としてのフレイル予防
- (3) 住民主体の「『我が事・丸ごと』地域共生社会」づくり
- (4) 人口減少、無子高齢化時代のまちづくり
- (5) 介護職員の確保育成の仕組みと仕掛けづくり
- (6) 家庭医研修支援診療所の事業経営
- (7) 医療福祉事業を支える住民組織のあり方
- (8) 医療福祉生協のMDGs(ミレニアム開発目標)実践
各事業計画については、自主事業では、昨年に引き続き、診療所法人の経営分析、離島の医療・介護視察ツアーの開催、東京都の自治体調査などを行っていきます。
自治体受託事業では、新たに沖縄県南大東村高齢者福祉・介護実施計画の策定、沖縄県竹富町の「地域共生意識・要求アンケート調査」の受託に取り組みます。
会員受託事業では複数の医療福祉生協へのトップコンサルティングや経営コンサルティングを行う予定です。
- 「2018年度事業計画の重点」はこちら【PDF:432KB】※社員総会決定集より抜粋
- 「2018年度 第4回社員総会決定集(全文)」はこちら【PDF:803KB】
<問い合わせ先>
一般社団法人 地域医療・福祉研究所 電話・Fax:03-4283-4360
※本研究所は、地峨の健康・医療・福祉の問題を住民が主体的に解決するために、自冶体や協同組合などの敬策づくりと事業開発に資する調査・研究・実践の組織を支援する非営利型の社団法人です。略称:アルスヴィータ(ラテン語略称:ARSVITA)。