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アルスヴィータ「徳島:加茂谷地区第3回寄りあいワークショップ視察」報告-第3報

 アルスヴィータ(中野区弥生町)の研究員2名は、先月に続いて2019年8月17日に徳島県阿南市加茂谷地区(人口約2,000人)で開かれた「あわの農山漁村(ふるさと)魅力創生事業」の最後となる「第3回寄りあいワークショップ」に参加しました。


▲持ち寄ったみんなのアイデアを分類し投票で重要度を決めます▲

「第3回寄りあいワークショップ」はそれぞれの思いをカードにし持ち寄りました

 加茂谷地区は、一昨日の台風で中学校の一階まで水に浸かりました。この10年間で3回目だそうです。水害対策もまちづくりの大事な課題です。

 そんな直後にもかかわらず、今回は、30人が参加されました。今回は先月確認した、各自の「こんな取り組みができたらいいな」という思いをイラストにしたカードを持ち寄りました。

 カードを分類した後、投票して重要度を決め、さらに取り組みやすさ、住民主導か、行政主導かなどの評価を行いました。最後に「自分がどの事業に関わりたいか」を記入しました。

 ワークショップは、今回で終了しました。

感想と今後の課題:アルスヴィータ 藤谷惠三専務理事

 この3カ月のワークショップで、地域の資源と課題の発見から担い手づくりまでが行われました。 私は、この「寄りあいワークショプ」の手法は、まちづくりの方法論としてとても優れていると感じました。夜の懇親会では、「生協や農協などメンバーシップの団体は、より大きな成果が期待できる」との評価もいただきました。今後、アルスヴィータとして、この手法の普及の方法を検討することにしました。

 アルスヴィータでは、今年10月から沖縄県竹富町で行う予定の「ゆいまーるワークショップ」に、この寄りあいワークショップ視察の成果を生かし、住民参画の福祉の形成に役立てます。

<お問合わせ先>

一般社団法人 地域医療・福祉研究所 電話・Fax:03-4283-4360

〒164-0013 東京都中野区弥生町1-54-17-101

※本研究所は、地峨の健康・医療・福祉の問題を住民が主体的に解決するために、自冶体や協同組合などの敬策づくりと事業開発に資する調査・研究・実践の組織を支援する非営利型の社団法人です。略称:アルスヴィータ(ラテン語略称:ARSVITA)。