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トピックス&ニュース

新年のご挨拶

一般社団法人地域医療・福祉研究所

理事長　日野 秀逸

　新年あけましておめでとうございます。

　昨年中は、大変お世話になり、ありがとうございました。

　昨年も、新型コロナウイルス感染症の蔓延が収まらず、国民生活も医療・福祉の活動も大きな困難に遭遇しました。

　私たち地域医療・福祉研究所も、一昨年に続き地域調査活動やまちづくりの実践などにさまざまな制限が生まれました。

　しかし、沖縄県竹富町での在宅医療・介護連携推進事業として「ゆいまーるワークショップ in 波照間」を2年ぶりに再開することができ、下期からは「ゆいまーるワークショップ in 西表東部」を実施しています。

　医療福祉生協の活動支援でも、2017年度に続き大阪のけいはん医療生活協同組合の幹部育成研修「けいはん未来塾」を実施しています。

　研究活動では、2024年度の診療報酬・介護報酬の改定に向け、厚生労働省の社会保障審議会（介護保険部会）などのYouTube視聴を行い、医療や介護保険法の動向などを研究、発信することができました。

　今年地域医療・福祉研究所は、引き続き僻地や離島での医療・福祉サービスの確保と住民主体のまちづくりに関する調査研究を進め、弊研究所の提唱している「なりわい福祉のまちづくり」（地域に住み続けるための医療・福祉サービスの確保と、サービス提供者の収益を確保することの両方をめざすまちづくり）の実践、協同組合や医療機関、介護事業者、NPOなどの事業発展の支援を行うことにしています。

　また、自治体の次期高齢者保健福祉計画や介護保険事業計画づくりの研究を行うことにしています。

　本年もよろしくお願いします。